月刊「五十嵐コミュニケーション通信」
五十嵐コミュニケーション通信第12号(2011年12月)
ご挨拶
お世話になっております。五十嵐です。
いよいよ師走、12月になりましたね。今年も残り1カ月です。今年1年間の仕上げと来年につなげるための準備で忙しくなりますね。体調には気を付けて、乗り越えて行きたいものです。それでは、今月号も最後までお付合いをお願いします。
~今月のお勧めの一冊~
- 書名:「ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか」感情労働の時代
- 著者:武井麻子
- 出版:大和書房
職業には、その職務に「ふさわしい」態度や行動というものがあります。笑顔で仕事をしても、ディズニーランドと葬儀社では、全く逆の評価をされます。自分の感情を加工する必要があるのです。
ひと相手の仕事は「ストレス」がすごく高くなります。特に医療・介護現場や飛行機内で働く方の現状に驚きます。どうすれば少しでもストレスを軽く出来るのかどう付き合えばよいのかを考えさせる一冊です。
コミュニケーション物語
第11号では、「心地良いコミュニケーションの秘訣」で、ワーク「夢を語ろう」を紹介しました。
3人一組で、まず一人が自分の夢を語ります。
それを聞いていた2人が交代で「自分が良いと感じたこと」を3つずつ伝えるというものです。
ワークをするときの注意点は、「ほめられた時」に否定しないこと。素直に「ありがとう」を言うことです。
このワークの【解説】を2つ書きました。1つ目は「夢を語る」ことで出来そうな気がすること。2つ目は、自分が伝える時、先に同じようなことを言われた場合「私もそうです」と省略せずに、自分の言葉で伝えます。微妙なニュアンスが変わります。
ここからが第12号の本題で、「心地良いコミュニケーションの秘訣」の解説です。
【解説】は2つあります。
3つ目.「良いところ探して伝える」
実は、人は欠点探しの名人なのです。スティーブ・ジョブスで有名なアップル社のロゴを思い出してください。一部分が欠けていますよね。欠けている方が、脳に印象的に残るのです。よって、人は欠点探しが楽にできるのです。逆に良いところは、意識しなければ探せないのです。相手を肯定的に見ることは訓練が必要なのです。
4つ目.「良いところを言われる」
人はほめられると嬉しいですね。
特に大人は、日頃ほめられるということが非常に少ないから特に嬉しいです。
この場合、何か結果を出してほめられているのではなく、相手の人が良いと感じたことを言っています。言われた方も照れはありますが、受け取りやすいのです。
そして、言われる事で自信や自己肯定感が高まっていくのです。是非、あなたも部下や周りの人の「良いなと感じたこと」をドシドシ伝えてあげてください。そうすることで職場や家庭の空気が変わってきます。
本日は、申し訳ありませんが【イベントの紹介】をさせてください。私の友人で石黒富男(大学職員)という男がいます。彼は、興味がある人に会いたくて全国の講演会へ行きます。たくさんの出会いと感動を持って帰って来ました。
自分一人だけの感動で終わらせたくない、大阪の友人にも聞かせたいという思いでイベントを企画しました。
タイトル「幸せのたねの見つけ方、育て方」講演会&コンサート。
- 1. 講演者は「木下晴弘氏」元塾講師の方で、現在講師・教師向けの授業開発セミナーを実施し受講者は10万人を突破。自分と周りを幸せにするヒントが分かるお話をされます。
- 2. コンサートは「cocoon」主婦ユニットで、母の愛・親子の絆をテーマに心にしみる歌声。
【イベント詳細】
- 日時:2011年12月17日(土)14時~17時
- 場所:吹田サンクスホール(JR吹田駅上)
- 費用:5,000円(大学生以下3,000円) 定員:130名
申込等は、インターネットで「いしぐろとみお」で検索してください。
一人でも多くの方に参加して頂きたくて紹介しました。
それでは、第12号を最後までお読みいただきましてありがとうございました。
=書き終えて=
○今年の元旦に、五十嵐通信を始めました。あなたのお役に少しでもお役にたてばと思い、1年間なんとか続けることが出来ました。ありがとうございます。来年もどこまでできるか分かりませんが、頑張ろうと思います。よろしくお願いいたします。
[発行者] 五十嵐 浩士(いがらし ひろし)